研究者は、実験室で与えた急性ストレスと、日常生活で測ったストレスの両方を含めました。そのうえで、食事全体の量、研究上「健康的」「不健康」と分類された食品の摂取がどう変わるかを統合しました。
54研究から読み取れること
平均すると、ストレス時の食事量はわずかに増える方向でした。ただし、人によって結果は大きく異なりました。
食べる量わずかに増える方向全員に起きた変化ではない
·選ぶ食品菓子・高脂肪など ↑果物・野菜など ↓
平均は、自分の反応とは限らない
メタ分析の小さな平均値は、全員が少しずつ多く食べたという意味ではありません。
ストレスを受けたとき、食べる量が増える人も、減る人も、ほとんど変わらない人もいます。54研究はストレスの種類、食事の測り方、対象者が異なり、その差の多くを分析で説明できませんでした。「ストレスなら食べすぎるはず」と決めつけると、自分に起きている別の変化を見落とします。
食品分類にも注意する
「健康的」「不健康」という分類は研究上の区分であり、一度の食事の採点表ではありません。
メタ分析では、脂肪・甘味・塩分が多い食品やファストフードなどを「不健康」、果物や野菜などを「健康的」とまとめた研究が含まれます。分類方法は研究ごとに同じではありません。結果は、特定の食品を食べた自分を責める根拠にはなりません。
自分で確かめるなら
忙しかった日を三日だけ選び、食事量より先に「抜けた食事」「増えた間食」「変化なし」を見ます。
MorselFlowでできること
写真の空白も、食事の変化を知る手がかりになります。
ストレスが強い日に間食が増えるとは限りません。食事が抜けたり、いつもどおりだったりすることもあります。写真を時系列で並べると、自分の反応を思い込みから切り離して見られます。
一日を採点せず、似た状況が何度か続くかを確かめるための記録です。
本記事は研究を一般向けに紹介するもので、診断・治療・個別の栄養指導ではありません。食事やストレスでつらさが続く場合は、医療・心理・栄養の専門家へ相談してください。