厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」は、1歳以上の男女に対し、炭水化物から得るエネルギーの割合を50〜65%とする目標量を示しています。厚生労働省は、必要なエネルギー量を確保した上で栄養素のバランスを見るために、この範囲を設定しています。
1日のエネルギーに占める割合
炭水化物の目標量は、1日の総エネルギーの50〜65%です。
一食の推定値には限界がある
一食で50〜65%を外れても、その一食だけで1日の食事は評価できません。
50〜65%は1日の総エネルギーに対する目標量です。昼食で麺を食べた場合でも、朝食と夕食を含めた1日の割合は変わります。写真から算出した炭水化物量には、料理名や量の推定誤差もあります。
ごはん、パン、麺、いも類、果物には炭水化物が含まれますが、食物繊維や一緒に取れる栄養素は同じではありません。炭水化物の合計値だけを理由に、すべての食品を同じように減らす必要はありません。
数日単位で確認する
炭水化物を減らす前に、主食だけの食事が何日続いたかを確認する。
三日間の食事を並べ、主食だけで済ませた回数と、主菜や副菜を一緒に食べた回数を数えてください。一食の炭水化物量を下げることより、食事の組み合わせに偏りが続いているかを確認できます。
糖尿病、腎臓病などで個別の目標が必要な人は、集団向けの50〜65%を自己判断で治療目標にせず、医師や管理栄養士に確認してください。
三日間だけ試す
炭水化物の数字と一緒に、「主食だけ」「主菜あり」「副菜あり」を記録する。
三日後に、炭水化物が多い一食ではなく、繰り返している食事の組み合わせを探してください。
MorselFlowで振り返る
MorselFlowは、推定値と料理の組み合わせを時系列で表示します。
MorselFlowは写真から料理と量の候補を提案し、炭水化物などの栄養傾向を推定します。利用者は候補と量を確認し、誤りを修正できます。
三日分のタイムラインを見返すと、炭水化物の推定値だけでなく、主食、主菜、副菜の組み合わせがどう続いたかを確認できます。
本記事の数値は集団向けの公的基準または研究結果です。個人の診断・治療・栄養指導を目的とするものではありません。料理候補、量、栄養値は推定であり、実際と異なる場合があります。