研究者は、過体重または肥満の成人16人に、食事内容、身体活動、睡眠、光への曝露をそろえた二つの9日間の日程を体験してもらいました。一方の日程では、三つの食事を早い日程より約4時間ずつ後ろへ移しました。参加者全員が両方の日程を経験しています。
16人が体験した二つの食事日程
研究者は食事内容を変えず、3食の時刻を約4時間遅らせました。
早い日程と遅い日程の両方を経験した、過体重または肥満の成人
研究者が確認した短期的な変化
食事を約4時間遅らせると、参加者の空腹感が増え、起きている時間のエネルギー消費が低下しました。
参加者が申告した空腹感は、食事を遅らせた日程で増えました。研究者は、食欲に関わるホルモンであるグレリンとレプチンの比率、起きている時間のエネルギー消費、24時間の深部体温にも差を確認しました。
これらは管理条件で測った短期的な身体反応です。研究結果は、特定の時計時刻に食べれば必ず体重が増えることを示していません。
16人の管理試験から判断できないこと
この試験だけでは、夕食時刻を何時にすべきか決められません。
参加者は過体重または肥満の成人16人で、研究者が生活条件を厳密に管理しました。年齢、勤務時間、睡眠、持病が異なる人に同じ結果が生じるとは限りません。研究者は数か月後の体重変化も測っていません。
自分の生活を確かめるなら、まず一週間だけ、夕食時刻と食前の空腹感、就寝時刻を記録してください。夕食が遅い日だけ空腹感が強いのか、昼食が早い日や睡眠が短い日にも強いのかを分けて見ると、時刻だけを原因にする誤りを避けられます。
一週間で確認する三つの項目
夕食時刻、食前の空腹感、就寝時刻を一緒に記録し、遅い日だけに起きる変化かを確かめる。
MorselFlowで確認できること
MorselFlowは食事写真を時系列に保存し、遅くなった日を振り返りやすくします。
利用者は、写真の時刻から夕食が遅くなった日を探し、その前の食事内容や間隔を見返せます。
MorselFlowは空腹感、睡眠、身体反応を測定しません。必要な場合は、利用者が食前の空腹感や就寝時刻を別に記録してください。
本記事は研究・統計を一般向けに紹介するもので、個人の診断・治療・栄養指導を目的としません。研究結果は対象者と条件に依存し、すべての人に同じ結果を保証するものではありません。