NIHの研究者は、成人20人を研究施設に28日間滞在させました。参加者は超加工食と未加工食を2週間ずつ、無作為に決めた順番で自由に食べました。研究者は、提示する二つの食事のカロリー、主要栄養素、糖、ナトリウム、食物繊維をそろえました。
試験で変わったこと
超加工食の期間、平均摂取量は1日508kcal多かった。
2週間で、超加工食では平均0.9kg増え、未加工食では平均0.9kg減った
試験が示した差
参加者は超加工食の期間に、炭水化物と脂質から多くのエネルギーを取りました。
参加者は超加工食を速く食べ、未加工食の期間より炭水化物から1日平均280kcal、脂質から230kcal多く摂取しました。たんぱく質から取ったエネルギーには有意差がありませんでした。
ただし、超加工食と未加工食は、硬さ、食べる速さ、エネルギー密度、飲み物の割合などでも異なりました。この試験は、加工度そのものと各特徴の影響を切り分けていません。
日常で観察できること
食品を禁止する前に、食べる速さ、組み合わせ、満足感を一週間記録する。
冷凍食品、パン、シリアル、レトルト食品は、調理時間、予算、保存性を支えます。「超加工」という分類だけでは、個々の商品の栄養成分や生活での役割までは判断できません。
一週間だけ、便利な食品を食べた時刻、食べ終えるまでのおよその時間、一緒に食べた料理、食後の満足感を記録してください。早食いが続く組み合わせが見つかったら、同じ便利さを保ったまま、汁物や副菜を足す、食器に移すなど一つだけ変えて比較できます。
この研究を使うなら
「超加工食品を食べたか」だけでなく、「速く食べたか」「何と組み合わせたか」を記録する。
この二つを分けると、分類名による自己採点ではなく、自分が変えられる食べ方を探せます。
MorselFlowで振り返る
MorselFlowは加工度を判定しませんが、繰り返す料理の組み合わせを記録できます。
MorselFlowは写真から料理と量の候補を提案します。利用者は候補を確認し、誤りを修正できます。
忙しい日の写真を一週間分見返すと、どの便利な食品と料理が一緒に登場しやすいかを確認できます。食べる速さと満足感は写真だけでは分からないため、利用者自身が別に観察する必要があります。
本記事は研究・統計を一般向けに紹介するもので、個人の診断・治療・栄養指導を目的としません。研究結果は対象者と条件に依存し、すべての人に同じ結果を保証するものではありません。